ちぃの防災ラボ

もしもに備えて妄想と勝手に研究しているブログ

遠く離れた母を水害(台風)から守りたい その2

 

www.cheei.siteいかし

 近所の川が氾濫したら水没する地域に住んでいる母。昨晩から何度も何度も電話するが、そのたびに電話に出る。←避難してくれていない。

しかし途中で私はあることに気づき、慌てて避難所行きを止めることになった。なぜなら自主避難所の場所をよくよく地図で調べてみたら、ハザードマップでは浸水してしまう危険な地域に建っていたからだ。

うっそ!まじで?何考えてるの?なぜそこに避難所を!?

わざわざ雨の中1時間近くかけて(年寄りの足で)そんな場所に行かせるわけにはいかない。実家にいたほうが、まだましだ。慌てて実家へ電話をしたら、のほほんと電話に出た。ああ、よかった避難してなかった(←ほんとは、良くないことだけど)

結局母と話しあった結果、避難所に行くのはあきらめて、自宅で夜を明かすことになった。

しかし翌朝。私のスマホに届いた行政の配信メールから、真夜中に水害の避難勧告が発令されていたことを知ることになる。昨晩最後に母と電話した時はまだ土砂災害の避難勧告だったから、まだ大丈夫だろうと、スマホの音を消して寝てしまったのだ。

しまった!!やっぱり河川の氾濫もやばいことになってた。

結果からすると、母は無事。町に異変もないとのことで、よかったのだが、寝ている間の急変は痛い。一番嫌なパターンだ。しかしもし昨晩私がスマホのメールに気づいていたら、また母を電話で起こし私も母も眠れぬ夜を過ごしていたのか。結果的に何も起きなかったから、知らなくて良かったことになる。なんだか心中複雑。

今はあらゆる情報が誰でも得られる時代。その情報で危険を察知できるのはよいが、知らなければ普段どおりに過ごしていたであろう母親を私が情報を与えたことで振り回す結果になってしまった。いや何事も起きなかったからよかったけど、、、なんだか私も疲れてしまった。

それにしても今回の避難所開設には不満がある。開設した避難所の数が少なすぎる。遠すぎる。ましてや、とても安全とはいえない場所なのはどういうこと?

そしてハザードマップで事前に調べていた避難所は開設されることはなかった。私が1番ベストだと判断し、母親にも洪水の危険があったらここへ行けと指示した避難所は門を閉ざしたままだった。まだ私がインターネットができる環境にあり、行政のホームページで開設された避難所を調べることができ、母とも電話で連絡がとれたからよかった。しかし、もし母一人で情報からシャットダウンされた状況で避難をしようとしたら、きっと開設されていない○○中学校へ行ってしまっただろう。30分近くかけて重い荷物を持って豪雨の中を歩いていき、閉まっている門の前で愕然とすることになったのかもしれない。防災無線で避難所の情報をアナウンスしていたらしが、窓ガラスが割れんばかりの強風と豪雨の中で、無線を聞くために窓を開けなければいけないのか!?今回母はアナウンスが聞き取れないので、電話で問い合わせたらしいが、その電話だって次の災害時は通じなくなるようなことだってありうる。母はインターネットができない。携帯電話も持っていない。しかしこれまで私はかえってアナログな人間の方が、ネットに依存していない分、ダメージが少ないのではと思っていた。しかしやはり、デジタル機器で得られる情報がないと、不便なことが沢山あることも思い知った。次に起こるかもしれない災害に備え、問題は山積みだ。

そして、その後の川の状況だが、台風一過で青空が広がり、一見「何事もなくてよかったね」と言いたくなるような現在、実は川の水位は今もなお上がっているのだ。まだ「避難判断水位」に達していて、避難勧告は解除されていない。もちろん母も知っている。しかし、相変わらず○○中学校は避難所になっていない。あそこなら家からも近いし、安心して避難させられるのに。近所の井戸端会議でも、「どうする?避難する?でも遠いわよね」と、みんな戸惑っているらしい。

快適に過ごせる避難所があれば、誰も迷うことなくそこへ行くのかもしれない。

近所の人に自分だけ避難して恥をかきたくないという心理もあるかもしれない。

結局、母と私が下した決断は、自宅待機。だってあの危険な避難所へ避難しろと!?実家は、鉄砲水がくるような地形ではないし、あっというまに浸水するとは考えずらい。きっとジワジワくると思っている。なので、もし道路に水が流れはじめたら、裏の坂道をのぼって高いところへ行け!という結論に至った。最悪、命は守れるだろう。

母は「みんなおおげさなのよ~。あんまり騒ぐと狼少年になっちゃうから」と笑っている。私が心配症なだけなのか。「ほらみなさい、大丈夫だったじゃないの」と言われてしまうのか。10分後毎に表示される川の水位とにらめっこしながら、悶々とした時間を過ごしている。なんだかデイトレーダーみたいだ。

思い起こせば東日本大震災のとき、福島の原発が水蒸気爆発を起こしている頃、私は母を誘って遠くへ疎開することを提案したことがあった。飛行機のチケットもとっていた。しかし説得しても母がそれに応じることはなかった。理由は「自治会のごみ当番だから」だった。調和を大事にすることも大切。でも自分の命よりも大事!?しかし世の中同じような考えで避難しない人は沢山いるだろう。私もそう言いながら、もし自分がゴミ当番だったら、それをすっぽかして家を空けることができたかといえば、わからない。こういう問題は賛否両論いろいろあるだろう。

 

TV番組は台風一色から日常の番組へと戻り始めた。もちろんこの後も何事も起きないのが一番。お願い!水位が下がりますように。そしてまた日が暮れようとしている。

www.river.go.jp

 追記:その後、水位が下降しました。母からも「避難勧告解除になったよ。」と連絡ありました。今晩は眠れそうです。とはいえ、また天気予報に雨マークがあるのが心配です。

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今回の台風でご被害に遭われた方々には、謹んでお見舞い申し上げます。

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さらに追記:この後、避難所の非難を猛省しました。つづきはこちら 

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