ちぃの防災ラボ

もしもに備えて妄想と勝手に研究しているブログ

地震・台風で被害にあった住宅を保険でリフォームしませんか詐欺を直前に食い止めた話 その1

年老いた両親がいる実家へ帰省したときのこと。

「母がリフォーム詐欺の被害にあっているんじゃないか」疑惑が発覚した。

 

以下、母と詐欺男(の疑い)のやりとりをお伝えしますが、80近い年寄りである母が支離滅裂な供述をしているため、事実とは異なるかもしれません。あくまで「私が見聞きした事実」を記録しておこうと思います。

 

母は私に「(住宅の破損箇所の)写真を撮ってほしい」と言い出した。

聞けば、ある日調査員を名乗る男性が訪れ、「台風・地震で破損したものは、住宅保険で直せますよ。」「自己負担はありません。無料で直せますよ」「ご近所の○○さんもやってますよ」とおいしい話をもちかけてきたらしい。

調査員は母と一緒に破損箇所を見て回り、「調査書」なるものを残し「また連絡します」と言ってその日は去った。

 

その話を聞いてまず私が思ったこと。

「うそくさ!」誰が聞いたって怪しさがプンプン。なのにどうしてお年寄り(=母)はこの怪しさに気づけないのだろうか。

しかも、いくら胡散臭いと言い聞かせても母は私の話しに耳を傾けようせず、とにかく早く写真を撮ってくれと言う。ダメだ。洗脳されている。おそらく他にもいろいろと「大丈夫ですよ」という「うまい話」を調査員から聞いているのであろう。洗脳されて暴走モードにスイッチが入っている母を止められないのは長年のつきあいだから私も承知。こうなったら従うしかなかった。せっかく帰省したのに、親子喧嘩などしたくもないし、とりあえず母の気の済むままに要求にしたがってみることにした。

「あそこも撮って、ここも撮って」「あ、ここも」「それからね、あっちも」

中には、雨どいの雨漏りの写真まで撮らされ、いやこれただの老朽化でしょ。台風被害じゃないっしょ。ダメでしょそれ。と、突っ込みたくなる箇所もあり、半ば呆れ気味で母の言うままに撮影を続けた。そもそも、雨どいの雨漏りを証拠写真として撮るなら、ハシゴが必要なはず。それでも「いいから!」と、1階の庭から雨どいの方向を見上げて逆光バリバリの写真を撮らされた。こんな写真で何が主張できるというのか?

だいたいね、こういう写真って「被害が遭った直後」なにも手を加えない「被害状況そのまま」であることが大事だと思うのよ。あきらかに「台風による(地震による)被害だとわかる状況証拠写真である」ことが必須だと思うのよ。

もちろん母にそれを言い聞かせはしたけど、ぜんぜんダメ。「大丈夫なんだって(調査員が)言ってたもの」と言う母への怒りを必死で抑え、とりあえず従った。その場は母の欲望を満たしてあげて気を落ち着かせるしかなかった。

母はすぐにプリントしてくれと要求してきたが、「うん、それは保険会社の書類がきてからにするよ。だってまだこの写真じゃ足りないかもしれないでしょ。2度手間になるからね。必要書類を確認してからプリントしよう」と肯定にみせかけた否定をしておいた。もちろんすぐにプリントしない本当の理由は、撮った写真のほとんどが無意味である予感がしていたからだが。

 

さて写真を撮り終えてリビングに戻ると、暴走モードから少し落ち着きを取り戻した母が私にある新聞記事?の切り抜きを見せてくれた。

それが驚きの内容だった。

www.kokusen.go.jp

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はぁ? なんだよなんだよ~!!!!

モロこれじゃん!ダメじゃん!やっぱり詐欺じゃん!

ってか、なんでこれ先に見せません???

ってか、なんでここまでわかってるのに話を断ってないの?

なんで?なんで?

 

詐欺の疑いが、ほぼ確信に変わり、よかった~と思う反面、この記事を読んでいるにもかかわらず、私に写真を撮らせている母を目の前にして、いろんな意味で衝撃を受けた。理解に苦しむ。まったくもって意味不明。

母よ。しっかりしてくれよ。疲れるわ。ったくもーー!!!

 

その記事を見たからには、もう母に従うわけにはいかない。再度説得。

母だって、この記事を私に見せたということは、どこかで薄々感じていたのだろう。

だんだんと「自分が詐欺に遭ったのか?」と気づき始める母。

おせーよ!

 

それでもこの期におよんで、母はまだ「だって○○さんも、同じ人が話をしててもうリフォーム始めてるのよぉ」と言う。

 

私は思った。○○さん、お気の毒。きっとまだ詐欺に遭ってることに気づいていないんじゃないかと。

 

だんだん自分の過ちに気づき、動揺し始めた母は、眉毛がだんだん八の字に変わり、いてもたってもいられなくなったのか、その○○さんに話を聞きに行って来るわ。と今にも家を飛び出しそうだった。

(この後、○○さんの衝撃の事実を知ることになるのだが、、、それはまた次回に。)

 

とにかく、すぐにやるべきことは

・第一に消費者センターへ連絡すること。
・第二に保険会社へ状況説明と本当に請求できるものなのか自分で確認すること。
・第三にご近所でリフォームを始めてしまったという○○さんに話しを聞くこと。
を母に約束させた。

 

そうだ、これも言っておいた。

母よ。もう私の許可なしに「ハンコを押さないで」

と、強く強く言い聞かせ、その日は自宅に戻った。  つづく

 

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