「ケミカルライト」(サイリューム)に有効期限があることを知り、非常持ち出しは袋から引っ張り出してみたら、見事に期限切れだった。おとなしく廃棄する前に、本当に使えないのか?実は使えるんじゃないの?と、希望も込めて実験してみた。
右: 印字が分かりずらく、いつ切れたか不明。だいぶ古い。
真ん中: 10年前に切れていた!
左: 最近買ったばかりのもの。
一番右はまったく光らず。真ん中の10年前のも、使い物にならない明るさ。
一番左の有効期限はまだ2年先なので、さすがの明るさ。でないと、困るよね。
この結果から、ケミカルライトは経年とともに、光が弱くなっていくようなので、古すぎるものは使えないということがわかった。
ただし多少の期限切れであれば、大丈夫なような気はする。(けど、それは実証してないのでわからない)
廃棄方法は自治体によるけど、うちは可燃ごみで大丈夫。
ちなみに左にある最近買ったばかりのケミカルライトは100均にあった「ルミカライト」
ブレスレットタイプなので、「ここにいるよ!」「ここにあるよ!」という合図や目印に使えそう。
懐中電灯のように使うには厳しいけれど、近づければ文字が読めないこともない。
トイレのような狭い密室なら、この明かりだけで用を足すこともできた。
ただ足元がハッキリわかるほどではなく、何がどこにあるかが、ぼやっとわかる程度。
ケミカルライト(サイリューム)は、防災用品として役に立つとテレビ番組で防災の専門家がおすすめしていたが、具体的に何がメリットなの?という疑問が。だってどのみち期限があるのなら、乾電池式の懐中電灯やライトでいいじゃない?と思ってしまう。で、調べてみて一番インパクトのあったメリットは、ガスが充満しているかもしれない中で爆発の危険を回避しながらも明かりが得られるってこと。ガス漏れがあった場合、電池式だとちょっとした火花でも引火の原因なるかもしれないらしい。いやでも、そんな極限の危機が迫った中で、サイリュームをすぐに取り出す自分は想像しにくいが、、、少なくとも火災にはならないライトだね。雨の中でも使えるみたいなので、単純に目印として、あってもよいかも。
なにはともあれ、暗闇では灯りはいくつあっても大歓迎。明かりは、心に安心をもたらしてくれる。