ちぃの防災ラボ

もしもに備えて妄想と勝手に研究しているブログ

避難所って誰が開設するの?~台風19号で悶々とした経験から学んだこと

避難所って誰が開設(運営)するのだと思いますか?

「それは地域住民です。つまり主役はみなさん(私)なのです。」

2ヶ月ぐらい前に参加した防災セミナーでそう教わったはずなのに、そのときも「あ、そうか!」って思ったはずなのに、もうすっかり忘れていた。

そんなこと忘れていた私は今回の台風19号で避難勧告が出た際に「なぜ指定避難所が開設されないのか!」と感情的に怒ってしまったことを反省したい。

まず何も知らずに怒っていたときの私の日記はこちら 

www.cheei.site

 さて、台風19号の経験から「事前にハザードマップで調べていた避難所が開設されているとは限らない」という教訓を得た私は、納得がいかないので、あちこちを調べてみた。そして気づいたことは、避難所運営マニュアルのほとんどが「大地震」を想定して作られているものばかりだった。大地震のときは確かに住民が開設するようになっているマニュアルが多く見受けられる。しかし今回のような風水害・土砂災害の場合はどうなのだろう。実際のところはSNSの経験談を見ていると多くの人が「市役所の職員さんが一生懸命働いてくれていた」と感謝を述べている。そして残念なことに避難所開設のために残業し、帰宅途中に巻き込まれて犠牲になった市職員の方もいらっしゃる。頭の下がる思いだ。文句ばかり言っていた自分を恥じなければならない。かといって、閉まっている学校を勝手に開けて担当でもない自分が勝手に運営するわけにもいかないだろう。指定避難所はなんらかしらの理由があって開設されなかったのだろう。それはなんだったのか。いずれにしても地震以外の災害に対応した避難所開設マニュアルの改訂もしくは作成を早急にお願いしたい。

話は戻るが、災害の種類によって避難所は違うことはわかっていた。今回の台風19号では、洪水時には開設されないはずの避難所が開設されたのはなぜなのか。なぜ水害時に危険なエリアが避難所になってしまったのか。これは私の勝手な予測だが、発令された順番がいけなかったのだと思う。「土砂災害の危険」の避難勧告が最初に発令され、その後「水害の危険」に変わってしまったからだと思う。運悪く、その避難所は、がけ崩れ○水害×の場所だった。それにしても、そもそも台風なんだから、最初から水害は誰でも予測できたはずだけど。(あ、また怒ってしまった)

それから今回私は避難所に行くか否かばかりにとらわれすぎていた。「避難してください=避難所に行ってください」という勘違いしていた。

安全な避難行動とは
安全な避難行動については、避難所に避難することだけでなく、住民自らが命を守る選択の中で判断し、次のような行動を取ることすべてが避難行動です。

天候や時間帯、自宅の状況などから判断し、最も安全だと思われる方法で、できるだけ早期に避難行動をおこなってください。

(1)避難場所への一時移動

(2)避難所や避難場所以外の安全な場所(近隣の公園や親せき、知り合いの家等)への移動

(3)近隣の高い建物等への移動

(4)自宅内の安全な場所(2階など)への移動

今回の台風では事前に調べて万全だったはずの避難所情報が少しも役に立たなかった。想定しても想定しても、それでもまだ想定外が起こる現実。まだ知らないことは沢山ある。

いずれにしても、住民一人ひとりが、常日頃から自分たちの土地のことくらいもっと勉強しておかなくてはいけないと思う。行政ばかりに頼らず、自らが調べ、学習し、知恵をつけ、備え、対応しなくてはいけないと思う。

「自分の身は自分で守ろう」